投稿者: なおこ

15 6月

川勝知事、メガソーラー計画地を視察

2021年6月8日、川勝県知事は、函南町軽井沢メガソーラー計画地の視察のため、丹那を訪れました。

川勝知事は、始めに丹那断層公園を訪れ、地質学者の塩坂邦雄氏からレクチャーを受けました。

塩坂氏は、活断層の存在を示し、「活断層上に構造物などありえない」と訴え、メガソーラーを建てるべきではないと話されました。

丹那断層公園にて。川勝知事(左)と、レクチャーする塩坂氏(右)

次に、調整池の排水路予定地の名賀(みょうが)へ移動。

塩坂氏は、既存の排水路や暗渠の位置などを説明するとともに、排水路のオーバーフローの危険性を示しました。

また、地震により活断層が動いてその真上に作られた調整池が破壊した場合、約二万四千トンの水が土石流となって、数分で直下の集落や幼稚園・小学校まで到達する危険性があることを訴えました。

名賀(みょうが)排水路予定地

最後に酪農王国オラッチェの駐車場へ。

川勝知事は、集まった100人近い住民を前に、このメガソーラー計画には反対であると明言し、問題点を指摘、危険な計画であることを訴えました。

塩坂氏の資料を手に説明する川勝知事

さらに川勝知事は、「この事実を多くの人に伝え、民意を大きくすることが大切」と、地域での住民による勉強会の必要性を説きました。

丹那だけでなく、駿河湾に至るまでの水の問題があることから

私達はこれからも、より多くの方々にこの事を届けていきたいと思っています。


川勝さん、丹那へ!

6月8日(火)16時~、急遽川勝さんが丹那へ演説に来ることになりました。

守る会は、以前から、川勝静岡県知事さんに
函南町軽井沢メガソーラーの建設予定地の現場を見に来てもらいたいと、
地元県議を通じてお願いしてきました。

今回丹那へ遊説に来るとのことで、念願の現地案内も予定しています。

さらに、地質学者の塩坂邦雄氏も静岡市から来てくださることになりました。

8日は、塩坂氏から川勝さんに、
丹那は土砂崩れしやすい土壌であることや
計画地直下の活断層の存在による建設計画の危険性を示してくださる予定です。

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私たちは、メガソーラーによる森林伐採や水害などから県民を守ってくれる県知事さんを望んでいます。

ここ丹那が大好きなので、未来を守りたい。
ただその気持ちひとつです。

私たちの思い(crick)

4 6月

野鳥観察会

2021年5月22日 「丹那の自然と生命(いのち)を守る会」主催
『丹那 軽井沢 野鳥観察会』を行いました。

日本野鳥の会 沼津支部(crick!)の方々にご協力いただき、
軽井沢の山中→丹那盆地、というコースを歩きながら自然の中にいる鳥たちを観察しました。

参加者は、大人27名・こども18名、計45名。
感染症対策も兼ねて、3グループ(シラサギ・カモ・ツバメ)に分けて
オラッチェからスタート。

野鳥の会沼津支部長さん(中央)からご挨拶

最初の軽井沢の山中では、野鳥の会の方にレクチャーをしてもらいながら
ウグイス、エナガ、キジバト、キビタキなど
様々な鳥の声と姿を確認する事ができました。

丹那盆地にも戻って、田んぼにいるサギ類を観察。
ちょうど今の時期は田んぼに水が張り
えさを求めてサギたちが群れで飛来してきます。

シラサギの群れを観察するシロくん
双眼鏡で見たり、鳥の種類をメモしたり。

今回の一番の盛り上がりどころは、アマサギでした。
ごく限られた時期にしか見ることが出来ないのだそうで
野鳥の会の方々も、めったに見られない鳥だと大興奮!

アマサギ(画像は日本野鳥の会より)  夏は頭部が亜麻色。

最後は片野牧場さんへ移動して、牛さんを観察。
参加者へのお土産は、丹那といえば丹那牛乳♪
牛乳とコーヒー牛乳のセットをお渡しして、会は無事にお開き。

丹那と言えば、丹那牛乳

大人も子どもも、とっても楽しめた野鳥観察会でした。
そして、この自然豊かな丹那を守っていきたいと
あらためて、強く思いました。
参加者の皆様、野鳥の会沼津支部の皆様、ありがとうございました!

大好評につき、次回も開催決定。
次は、冬の渡り鳥がやってくる12月を予定しています。

31 5月

難波副知事に嘆願書を提出

「丹那の自然と生命(いのち)を守る会」では、2021年5月26日、
静岡県庁の難波副知事と面会し、函南町軽井沢メガソーラー計画についての
県による「環境影響評価(アセスメント)」の厳密な審査を求める嘆願書を提出しました。

この面会には、地質学者の塩坂邦雄氏にもご同席いただき、

「この事業では、2万4千トンの調整池が計画されているが、
その直下には活断層が存在する。
地震が起きた時に活断層が影響を受け、調整池が崩壊する可能性が大いにある。
満水の状態で調整池が崩壊した場合、直下の集落や幼稚園・小学校まで数分で土石流が到達する」


と、この計画の危険性を直接、副知事に説明してくださいました。

難波副知事に説明をする塩坂邦雄氏

難波副知事からは、
「事業者が、アセス審査会の事業者見解で主張している
【林地開発許可が出ているから安全が担保されている】という認識は間違いである。
危険性を積み上げることが、河川法をもとに町が事業を認めない根拠になる」
という見解がありました。

この面会に同席していて、一昨年の台風19号による広域な被害を思い出し、
この広大な山合の森林を伐採し、そこに巨大な構造物が出来れば
丹那はもとより、駿河湾に至るまでの下流域で一昨年を上回る被害が起きるのではと感じました。

私たちはこれからも、多くの人にこの計画の危険性を知ってもらうための活動を続けていきます。

18 5月

白い虹

3月の霧がかった朝のジョギング中に

とても珍しい白い虹が見えました。

霧は雨粒ほど大きくないため、プリズムのように光を分解しないので白い虹になるそうです。

朝の白虹は晴天のサイン。

しばらくしたら晴れて、朝陽が昇り始めました。

(レポ:やすさん)

11 5月

丹那の谷の底が教えてくれること

地質科学者の塩坂先生が丹那の調査に来てくれました。


「丹那の自然と生命を守る会」が先生の地元案内をさせていただきました。


およそ10、000年前この地の岩石が地震か何かの水害による大きな出来事で、

土石流として丹那の谷底を埋め尽くした。


安山岩が頂上から転がり落ち、大きな石が丸い形にコロコロと落ちると共に変形され、

最後には谷の下にたまった土石流の後。

角が削られ丸みを帯びているのが土石流の石の特徴

建築物として道の下に積み重ねてあったり、田んぼの保水を保つための囲み石としても見られる。

御先祖様が立てた家を囲むための石垣としても使われていた。

土石流が残した安山岩。

現代その証拠が村の至るところに形を表している。


丹那の歴史はかつて土石流の跡地であった。

ここは再生エネルギーや人類の都合で、山を壊してはいけない場所だと地形が教えてくれる。

(keiko)

9 5月

軽井沢メガソーラー計画について

私達はここ丹那が大好きです。

この美しい丹那の風景と、ここに暮らす人々、そして子ども達の未来を守りたい

その思いから

私達は軽井沢メガソーラー問題と向き合います。

「軽井沢メガソーラー計画とは」

丹那学区・軽井沢区に、65haの巨大メガソーラー建設計画が進行しています。

丹那盆地とほぼ同面積の規模が森林伐採され、10万枚のパネルが、急な傾斜地に敷き詰められる予定です。

この地域は土砂災害警戒地域であること、

計画地の直下に集落、幼稚園・小学校があり

下流域も含め、災害の危険性が極めて高いことから

私達は計画中止を求めて、様々な取り組みを行っています。

今までの活動と最新記事はこちら(crick!) 

この風景を守っていきます!

5 5月

お茶摘み体験♪

晴天のGWは
茶摘み体験をさせていただきました。

去年、茶摘みに初参加させていただきましたが、
都会では味わえない体験に
感動でした。

今年は丹那の子供たちだけでなく
他地域の親子さんもご参加いただき

無言でもくもくと新芽に向き合う作業は
悟りを開けそうな…笑

子供たちはすぐに打ち解けて
おやつや遊びに夢中に

新芽🌱を食べてみて
ニガっ!と

静岡ならではのとっても貴重な体験でした、

こちらに移住してから
四季の暮らしの中の手仕事に
誘ってくださるご近所さん達に感謝です。

次はジャガイモ掘りだそう。
楽しみ!

(eritko)

1 5月

パラグライダー体験

丹那には楽しめるアクティビティが色々ありますが、そのひとつがパラグライダー。

丹那はパラグライダー・ハングライダーのメッカ。伊豆スカイラインから飛び立ち、丹那へ着陸の間、丹那の空はカラフルな傘でいっぱいになります。

今回はk子さんのパラグライダー体験をお届けします。

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《k子のパラグライダーチャレンジ》

丹那の魅力は、美味しい乳製品や自然だけではありません。
今日は、伊豆スカイラインの滝知山公園から丹那盆地を目指してのパラグライダー体験の報告です。


60歳過ぎての念願のパラグライダー体験です。
もちろん、初めての私は、日本最高齢のインストラクターである塩坂先生ご推薦の、ベテランインストラクターの島野先生(イクス パラグライダースクール校長)とのタンデムフライトです。

今日は、天候も風も良かったので、滝知山公園のテイクオフポイントは沢山のパラグライダー愛好者で大混雑、私がテイクオフできたのは1時間以上待ってからでした。


装備をつけて頂き、テイクオフや飛行中の注意をお聞きして、いざテイクオフ!

一緒に走って下さいといわれていましたが、体が浮くので走れないんです!

座り込まないで下さいとの注意を思い出し、空中を蹴るようにエアランニングをしていたら、フワッと浮いて無事にテイクオフ!!

フライト中は、「超サイコー! 超気持ちイイ!!」しかありません。
島野先生の「今日は最高のコンディション」の言葉通り、富士山もクッキリ、駿河湾の対岸の焼津まで見渡せる絶好の景色でした。

20分くらいのフライトでしたが、もう最高!1万円のタンデム体験料金でこんな素晴らしい体験が出来るなんて!!

是非、ぜひ、ゼヒ、体験してみて下さい!!

イスク パラグライダースクール

http://www.asahi-net.or.jp/~yb7h-smn/

23 4月