丹那の谷の底が教えてくれること
地質科学者の塩坂先生が丹那の調査に来てくれました。
「丹那の自然と生命を守る会」が先生の地元案内をさせていただきました。
およそ10、000年前この地の岩石が地震か何かの水害による大きな出来事で、
土石流として丹那の谷底を埋め尽くした。
安山岩が頂上から転がり落ち、大きな石が丸い形にコロコロと落ちると共に変形され、
最後には谷の下にたまった土石流の後。
建築物として道の下に積み重ねてあったり、田んぼの保水を保つための囲み石としても見られる。
御先祖様が立てた家を囲むための石垣としても使われていた。
土石流が残した安山岩。
現代その証拠が村の至るところに形を表している。
丹那の歴史はかつて土石流の跡地であった。
ここは再生エネルギーや人類の都合で、山を壊してはいけない場所だと地形が教えてくれる。
(keiko)
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