月: 2021年6月

22 6月

モリアオガエル(静岡県準絶滅危惧種)の卵 発見!

先日、「アオモリガエルの卵を見つけたよ!」と、ご近所さんが教えてくれました。

モリアオガエルは、静岡県においては準絶滅危惧種に指定されています。

以前にも丹那盆地内でアオモリガエルの姿を写真におさめることができました。

そのときの記事はこちら(click)

カエル🐸と卵を見つけたところは同じ場所ではなく、丹那盆地内ではありますが、距離が離れています。

ほかにも近所で見たという情報もあり、丹那盆地内の色々なところにいるようです。

モリアオガエルはここ2~3年で卵など見かけることが多くなったとか。

鳴き声もアマガエルとは違うのだそうで、ぜひ聞いてみたいです♪

15 6月

川勝知事、メガソーラー計画地を視察

2021年6月8日、川勝県知事は、函南町軽井沢メガソーラー計画地の視察のため、丹那を訪れました。

川勝知事は、始めに丹那断層公園を訪れ、地質学者の塩坂邦雄氏からレクチャーを受けました。

塩坂氏は、活断層の存在を示し、「活断層上に構造物などありえない」と訴え、メガソーラーを建てるべきではないと話されました。

丹那断層公園にて。川勝知事(左)と、レクチャーする塩坂氏(右)

次に、調整池の排水路予定地の名賀(みょうが)へ移動。

塩坂氏は、既存の排水路や暗渠の位置などを説明するとともに、排水路のオーバーフローの危険性を示しました。

また、地震により活断層が動いてその真上に作られた調整池が破壊した場合、約二万四千トンの水が土石流となって、数分で直下の集落や幼稚園・小学校まで到達する危険性があることを訴えました。

名賀(みょうが)排水路予定地

最後に酪農王国オラッチェの駐車場へ。

川勝知事は、集まった100人近い住民を前に、このメガソーラー計画には反対であると明言し、問題点を指摘、危険な計画であることを訴えました。

塩坂氏の資料を手に説明する川勝知事

さらに川勝知事は、「この事実を多くの人に伝え、民意を大きくすることが大切」と、地域での住民による勉強会の必要性を説きました。

丹那だけでなく、駿河湾に至るまでの水の問題があることから

私達はこれからも、より多くの方々にこの事を届けていきたいと思っています。


12 6月

丹那から花便り🌸

酪農王国オラッチェ入口。真っ赤なポピーが綺麗に咲いていました。撮影日6月7日

酪農王国オラッチェから車で7~8分のところにかんなみスポーツ公園があります。芝生広場もあり子供たちがのびのびと思いっきり遊ぶことができます。この日はサツキが満開でとても綺麗でした。撮影日6月2日

アジサイもとても綺麗です。撮影日6月2日

撮影日6月2日

キンシバイの黄色い花が遊歩道一面に咲いていてとても綺麗でした。撮影日6月11日

撮影日6月11日

これから咲くアジサイもあるのでまだまだ楽しめます。

川勝さん、丹那へ!

6月8日(火)16時~、急遽川勝さんが丹那へ演説に来ることになりました。

守る会は、以前から、川勝静岡県知事さんに
函南町軽井沢メガソーラーの建設予定地の現場を見に来てもらいたいと、
地元県議を通じてお願いしてきました。

今回丹那へ遊説に来るとのことで、念願の現地案内も予定しています。

さらに、地質学者の塩坂邦雄氏も静岡市から来てくださることになりました。

8日は、塩坂氏から川勝さんに、
丹那は土砂崩れしやすい土壌であることや
計画地直下の活断層の存在による建設計画の危険性を示してくださる予定です。

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私たちは、メガソーラーによる森林伐採や水害などから県民を守ってくれる県知事さんを望んでいます。

ここ丹那が大好きなので、未来を守りたい。
ただその気持ちひとつです。

私たちの思い(crick)

4 6月

野鳥観察会

2021年5月22日 「丹那の自然と生命(いのち)を守る会」主催
『丹那 軽井沢 野鳥観察会』を行いました。

日本野鳥の会 沼津支部(crick!)の方々にご協力いただき、
軽井沢の山中→丹那盆地、というコースを歩きながら自然の中にいる鳥たちを観察しました。

参加者は、大人27名・こども18名、計45名。
感染症対策も兼ねて、3グループ(シラサギ・カモ・ツバメ)に分けて
オラッチェからスタート。

野鳥の会沼津支部長さん(中央)からご挨拶

最初の軽井沢の山中では、野鳥の会の方にレクチャーをしてもらいながら
ウグイス、エナガ、キジバト、キビタキなど
様々な鳥の声と姿を確認する事ができました。

丹那盆地にも戻って、田んぼにいるサギ類を観察。
ちょうど今の時期は田んぼに水が張り
えさを求めてサギたちが群れで飛来してきます。

シラサギの群れを観察するシロくん
双眼鏡で見たり、鳥の種類をメモしたり。

今回の一番の盛り上がりどころは、アマサギでした。
ごく限られた時期にしか見ることが出来ないのだそうで
野鳥の会の方々も、めったに見られない鳥だと大興奮!

アマサギ(画像は日本野鳥の会より)  夏は頭部が亜麻色。

最後は片野牧場さんへ移動して、牛さんを観察。
参加者へのお土産は、丹那といえば丹那牛乳♪
牛乳とコーヒー牛乳のセットをお渡しして、会は無事にお開き。

丹那と言えば、丹那牛乳

大人も子どもも、とっても楽しめた野鳥観察会でした。
そして、この自然豊かな丹那を守っていきたいと
あらためて、強く思いました。
参加者の皆様、野鳥の会沼津支部の皆様、ありがとうございました!

大好評につき、次回も開催決定。
次は、冬の渡り鳥がやってくる12月を予定しています。