カテゴリー: メガソーラー

29 11月

自民改革会議「函南メガソーラー問題対策プロジェクトチーム中間報告」

2022年11月26日

函南町軽井沢の大規模太陽光発電所(メガソーラー)の建設計画を巡り、県の対応を検証する自民改革会議のPTは中間報告会を函南町農村環境改善センターで開きました。

中田次城県議、木内満議員ら5人が出席しました。

2022年6月3日「丹那の自然と生命を守る会」は県の林地開発許可の検証を求める請願を薮田宏行県議会議長に提出し、請願に基づき9月定例会の産業委員会において集中審査が行われ、その後、災害防止や環境保全など林地開発許可の基準4要件に沿って県の対応が適切だったか調査が行われました。

調査で明らかになった問題点として、

①申請書の集水区域、改変面積、及び洪水調整池流入区域等に誤りがあるが、県は「修正」にて対応する方針を持っている。

②調整池等の設計の根拠となる狭窄部に関する河川協議が行われていない。

と2つを指摘し住民ら約50人に報告をしました。

野崎正蔵議員のブログ

2022年6月4日 静岡新聞

2022.11.27 静岡新聞

2022.11.27 伊豆日日新聞
2022.11.27 読売新聞

2 8月

川勝平太県知事に面会

2021年6月30日、静岡県庁県知事室にて

「丹那の自然と生命を守る会」が、「函南メガソーラーを考える会」、函南町軽井沢区、伊豆市のメガソーラー問題を考える会の方々とともに、川勝平太県知事と面会しました。

函南町軽井沢メガソーラー問題の住民活動が始まってからちょうど2年。

守る会が発足してからはちょうど半年。

工学博士塩坂邦雄氏のお力をお借りして、活断層上の構造物の危険性と、駿河湾にまで至る問題であることを、多くの方々に知ってもらい、民意を広げていきたい。

「守る会」は、メガソーラー中止だけではなく、この地域の未来を守り育てていく活動をしていきます、と

川勝県知事にお伝えしました。

川勝県知事からは、「静岡県と函南町と住民と力を合わせて取り組みましょう」と力強いお言葉をいただきました。

活動を理解し支えてくれている多くの皆様のご尽力と函南と沼津の県議の連携、そして仲間の諦めない努力と勇気に感謝です。

15 6月

川勝知事、メガソーラー計画地を視察

2021年6月8日、川勝県知事は、函南町軽井沢メガソーラー計画地の視察のため、丹那を訪れました。

川勝知事は、始めに丹那断層公園を訪れ、地質学者の塩坂邦雄氏からレクチャーを受けました。

塩坂氏は、活断層の存在を示し、「活断層上に構造物などありえない」と訴え、メガソーラーを建てるべきではないと話されました。

丹那断層公園にて。川勝知事(左)と、レクチャーする塩坂氏(右)

次に、調整池の排水路予定地の名賀(みょうが)へ移動。

塩坂氏は、既存の排水路や暗渠の位置などを説明するとともに、排水路のオーバーフローの危険性を示しました。

また、地震により活断層が動いてその真上に作られた調整池が破壊した場合、約二万四千トンの水が土石流となって、数分で直下の集落や幼稚園・小学校まで到達する危険性があることを訴えました。

名賀(みょうが)排水路予定地

最後に酪農王国オラッチェの駐車場へ。

川勝知事は、集まった100人近い住民を前に、このメガソーラー計画には反対であると明言し、問題点を指摘、危険な計画であることを訴えました。

塩坂氏の資料を手に説明する川勝知事

さらに川勝知事は、「この事実を多くの人に伝え、民意を大きくすることが大切」と、地域での住民による勉強会の必要性を説きました。

丹那だけでなく、駿河湾に至るまでの水の問題があることから

私達はこれからも、より多くの方々にこの事を届けていきたいと思っています。


川勝さん、丹那へ!

6月8日(火)16時~、急遽川勝さんが丹那へ演説に来ることになりました。

守る会は、以前から、川勝静岡県知事さんに
函南町軽井沢メガソーラーの建設予定地の現場を見に来てもらいたいと、
地元県議を通じてお願いしてきました。

今回丹那へ遊説に来るとのことで、念願の現地案内も予定しています。

さらに、地質学者の塩坂邦雄氏も静岡市から来てくださることになりました。

8日は、塩坂氏から川勝さんに、
丹那は土砂崩れしやすい土壌であることや
計画地直下の活断層の存在による建設計画の危険性を示してくださる予定です。

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私たちは、メガソーラーによる森林伐採や水害などから県民を守ってくれる県知事さんを望んでいます。

ここ丹那が大好きなので、未来を守りたい。
ただその気持ちひとつです。

私たちの思い(crick)

31 5月

難波副知事に嘆願書を提出

「丹那の自然と生命(いのち)を守る会」では、2021年5月26日、
静岡県庁の難波副知事と面会し、函南町軽井沢メガソーラー計画についての
県による「環境影響評価(アセスメント)」の厳密な審査を求める嘆願書を提出しました。

この面会には、地質学者の塩坂邦雄氏にもご同席いただき、

「この事業では、2万4千トンの調整池が計画されているが、
その直下には活断層が存在する。
地震が起きた時に活断層が影響を受け、調整池が崩壊する可能性が大いにある。
満水の状態で調整池が崩壊した場合、直下の集落や幼稚園・小学校まで数分で土石流が到達する」


と、この計画の危険性を直接、副知事に説明してくださいました。

難波副知事に説明をする塩坂邦雄氏

難波副知事からは、
「事業者が、アセス審査会の事業者見解で主張している
【林地開発許可が出ているから安全が担保されている】という認識は間違いである。
危険性を積み上げることが、河川法をもとに町が事業を認めない根拠になる」
という見解がありました。

この面会に同席していて、一昨年の台風19号による広域な被害を思い出し、
この広大な山合の森林を伐採し、そこに巨大な構造物が出来れば
丹那はもとより、駿河湾に至るまでの下流域で一昨年を上回る被害が起きるのではと感じました。

私たちはこれからも、多くの人にこの計画の危険性を知ってもらうための活動を続けていきます。

11 5月

丹那の谷の底が教えてくれること

地質科学者の塩坂先生が丹那の調査に来てくれました。


「丹那の自然と生命を守る会」が先生の地元案内をさせていただきました。


およそ10、000年前この地の岩石が地震か何かの水害による大きな出来事で、

土石流として丹那の谷底を埋め尽くした。


安山岩が頂上から転がり落ち、大きな石が丸い形にコロコロと落ちると共に変形され、

最後には谷の下にたまった土石流の後。

角が削られ丸みを帯びているのが土石流の石の特徴

建築物として道の下に積み重ねてあったり、田んぼの保水を保つための囲み石としても見られる。

御先祖様が立てた家を囲むための石垣としても使われていた。

土石流が残した安山岩。

現代その証拠が村の至るところに形を表している。


丹那の歴史はかつて土石流の跡地であった。

ここは再生エネルギーや人類の都合で、山を壊してはいけない場所だと地形が教えてくれる。

(keiko)

10 5月

工学博士塩坂邦雄氏を招いた勉強会を開催

「丹那の自然と生命を守る会」は1月30日、農村環境改善センターにて

地質の専門家である塩坂邦雄氏を招いた現地視察&勉強会を開催しました。

当日は地元住民だけでなく、近隣市町からも参加者がありました。

塩坂氏は、調整池付近の地下に活断層が走っていることから

「断層が動いて地震が起きれば調整池の堤体は崩壊し下流を土石流が襲う。

こんな危険な計画は止めなけらばならない」と指摘しました。

徒歩で山中の現地へ
現地で塩坂氏の説明を聞く参加者
レクチャーをする塩坂邦雄氏
農村環境改善センターにて勉強会
塩坂博士による被害予想図
塩坂邦雄氏と「丹那の自然と生命(いのち)を守る会」のメンバー

塩坂先生、ありがとうございました!

9 5月

軽井沢メガソーラー計画について

私達はここ丹那が大好きです。

この美しい丹那の風景と、ここに暮らす人々、そして子ども達の未来を守りたい

その思いから

私達は軽井沢メガソーラー問題と向き合います。

「軽井沢メガソーラー計画とは」

丹那学区・軽井沢区に、65haの巨大メガソーラー建設計画が進行しています。

丹那盆地とほぼ同面積の規模が森林伐採され、10万枚のパネルが、急な傾斜地に敷き詰められる予定です。

この地域は土砂災害警戒地域であること、

計画地の直下に集落、幼稚園・小学校があり

下流域も含め、災害の危険性が極めて高いことから

私達は計画中止を求めて、様々な取り組みを行っています。

今までの活動と最新記事はこちら(crick!) 

この風景を守っていきます!