川勝知事、メガソーラー計画地を視察
2021年6月8日、川勝県知事は、函南町軽井沢メガソーラー計画地の視察のため、丹那を訪れました。
川勝知事は、始めに丹那断層公園を訪れ、地質学者の塩坂邦雄氏からレクチャーを受けました。
塩坂氏は、活断層の存在を示し、「活断層上に構造物などありえない」と訴え、メガソーラーを建てるべきではないと話されました。
次に、調整池の排水路予定地の名賀(みょうが)へ移動。
塩坂氏は、既存の排水路や暗渠の位置などを説明するとともに、排水路のオーバーフローの危険性を示しました。
また、地震により活断層が動いてその真上に作られた調整池が破壊した場合、約二万四千トンの水が土石流となって、数分で直下の集落や幼稚園・小学校まで到達する危険性があることを訴えました。
最後に酪農王国オラッチェの駐車場へ。
川勝知事は、集まった100人近い住民を前に、このメガソーラー計画には反対であると明言し、問題点を指摘、危険な計画であることを訴えました。
さらに川勝知事は、「この事実を多くの人に伝え、民意を大きくすることが大切」と、地域での住民による勉強会の必要性を説きました。
丹那だけでなく、駿河湾に至るまでの水の問題があることから
私達はこれからも、より多くの方々にこの事を届けていきたいと思っています。
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